「ショウーケンが愛した関根会長のお店(山水)」

 ショーケンの愛称で愛された歌手・俳優の萩原健一(本名:萩原敬三)さんが亡くなったのは、2019年3月26日。68歳でした。1967年に16歳でグルーサウンズ「テンプスター」ボーカルとしてデビューすると、瞬く間にアイドル的人気を博した。俳優としても その容姿とキャラクターで若者の支持を集め、映画「青春の蹉跌」,テレビでは「傷だらけの天使」や「太陽にほえろ」、「前略おふくろ様」の演技に多くのファンが酔いしれた。彼は埼玉県出身で、地元の料理店に足を運び、サインを残している。大宮日進にある山水は、その中でも特にお気に入りのお店だった。忙しい合間をぬって度々訪れ、寿司をつまみながらお酒を飲んだ。店主の関根利明さんとは昔ながらの馴染みだった。色紙にサインを残し、著書をくれたショーケンは、山水では解放されたような笑顔をよく見せてくれたという。 ショーケンが愛した店、寿司割烹「山水」(さんすい)。



「山水」に残してくれたサイン入り色紙と著書